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睡眠と免疫力について

睡眠について

健康で長生きするには、良質な睡眠はかかせません
日本人の5人に1人が不眠や目覚めがすっきりしないなど、眠りの問題を抱えていると言われて
ます

不眠の背景には疾患、24時間型の生活習慣による生活リズムの乱れや、ストレスや不規則な
生活リズムなど何らかの原因が存在します
良質な睡眠は免疫力を高めますそして寝不足が続くと免疫力が低下し、病気につながってい
きます。

睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があります。
この2つの眠りが約90分間隔で交互に繰り返されています。
免疫力が高まるのも、ノンレム睡眠のときです。睡眠により免疫力を高めるには、
深い眠りつくことが必要です。

自律神経は、「緊張の神経」と言われる交感神経と「リラックスの神経」と言われる副交感神経
から成り立っていますが、このバランスが崩れると免疫細胞の活力が低下し、免疫力が低下し
ますストレスを感じると、交感神経が緊張して、これが長く続くと免疫力が低下するのです。

睡眠中は、交感神経の緊張がとれ、副交感神経が働きリラックスしてきます。そうすると、免疫細
胞であるヘルパーT細胞やNK細胞の働きが活発になり、免疫力が高まるのです。
風邪をひいたり、発熱したりすると眠くなるのも、免疫力を高めるため身体のメカニズムなのです。


免疫力を高めるには食生活が重要になってきます

善玉菌と言われる乳酸菌やビフィズス菌などの細菌は、ビタミンを合成し、代謝の促
進や消化吸収の補助、体外から入ってくる病原菌の増殖防止、腸内での食物腐敗
防止などの役割を果たしています。
善玉菌を増やし、悪玉菌を抑えるには、ヨーグルトなどの乳酸飲料、納豆、味噌
などの発酵食品、食物繊維を多く含む海藻類、豆類、野菜、果物、こんにゃくなどを
食べる必要があります。
特に食物繊維は、腸内の余分な糖や脂肪、発がん物質、残留農薬や食品添加物
などの余剰物や有害物質を大便と共に捨て、生活習慣病の予防・改善に役立ち
ますので健康な食生活には欠かせません。
野菜では、がん予防の可能性の高い食品として、にんにく、キャベツ、大豆、生姜、人参、セロリ
が代表的なものとしてあげられます。

近年、海の野菜として海藻の効能が注目されています。
海苔には、降圧、強肝、抗コレステロール、抗血栓などの作用があるタウリンが多く含まれています。
ワカメに大量に含まれている葉緑素は、コレステロール低下作用、抗がん作用、口臭予防などが
あります。
モズクや昆布などのヌルヌル成分の中に含まれるフコダインは、NK細胞やマクロファージを活性
化しますし、がん細胞の自殺を促進します。

魚介類に含まれる油は、EPA(エイコサンペタエン酸)とDHP(ドコサヘキサエン酸)を含む不飽
和脂肪酸です。
EPAは、中性脂肪を低下させたり、動脈硬化を防ぐHDLコレステロールを増加させ、一方で総コ
レステロールを低下させます。また血管を拡張して血圧をさげたり、血栓症を防ぐ効能もあります。
DHAは、記憶力や学習能力など脳の働きを高めます。

サバ、イワシ、サンマなどの青魚やマグロ、ハマチには、食欲抑制作用のあるヒスチジン
(必須アミノ酸)が多く含まれ、食べ過ぎを防いでくれます。

シジミやアサリ、ハマグリなどの貝類は、肝臓の機能を強化したり、血液中のコレステロールを
減少させたり、インスリンの分泌を促進したり、血圧を正常化したりする効能があります。

生命を産み出した海の産物は、免疫力を高める食生活に欠かせません。

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